|
受信料義務化を了承 NHK改革で自民小委 自民党の通信・放送産業高度化小委員会(片山虎之助委員長)は17日の会合で、放送、通信改革の素案を了承した。NHK改革については、受信料支払いの義務化を早急に実現することや、外国人向けの新たな国際放送チャンネル創設を盛り込んだ。ただ、BSやラジオの見直しで保有チャンネル数は削減する。
竹中平蔵総務相の私的懇談会でもNHK、NTTの改革を議論しており、(1)NHKの娯楽制作部門の本体からの分離(2)将来的なNTTの資本分離−など自民党案にはない構想も検討中。竹中総務相と自民党側は今後、調整を本格化させる見通しだ。
自民党の素案は、受信料支払いを義務化する具体的な時期に関しては、2007年3月ごろに判断する考えを示した。罰則の導入や強制徴収は将来の課題とした。
NHKの組織形態は「当面特殊法人の形態を維持する」こととした。NHKの内部統治強化策としては、経営委員会の一部委員の常勤化や、経営委員会に会長も参加させて、経営責任をより明確にすることも選択肢の一つとした。
なめんなNHK! |